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KEMPER PROFILER STAGEを単独公演17曲で使用して素直に感じた事

この内容はKEMPERを所持されてる方、ギターに興味がある方、ギタリストの方以外は興味が湧かない内容です。

予めご了承ください。

 

 

 

先日のワンマンから導入しました。

KEMPER PROFILER STAGE

 

使用していて色々と気になった点があったので記してみようと思います。

 

まず、

今回はリハーサルで色々と試してみたり、YouTube等でKEMPER PROFILER STAGEを使用されてる方々の動画などを拝見して情報を得た結果、ライン出力でライブを行ってみようという考えになりました。

一番の理由は、自宅やスタジオで何時間もかけて作り込んだサウンドを何の干渉もされずに素直にPAからスピーカーへ出力したいというのが理由です。

一応、ステージにはレンタルしたアンプをサブ的に使用してモニター替わりにする感じでした。

 

しかし、

PAさんと相談した結果、今までGT1000を使用してきた事と同じアンプのリターンにさしてマイクで音を拾う方に変えました。

 

理由は

バンドとの混ざりが悪い。

ハイファイ過ぎて音が浮いてしまうという

これに関しては自分の知識の足らなさでもう少しEQをいじれば解決できたのではないかと思ってます。

 

しかし、足元のモニター(所謂転がし)からはラインの音をもらいました。

前からはライン音、背後からはMarshallのパワーアンプが混ざった音

この混ざった環境はとても素晴らしく立体的で非常にやりやすかったです。

 

ライブを観にきてくださった方々はアンプと混ざったサウンドを聴いてくれております。

 

しかし、

本来はアンプが混ざった音でなく、純粋にKEMPERからの直の音を提供したかったのが本音です。

今後はそうなると良いなと思ってます。

中々、ライブハウスのサウンドチェックのみでは検証出来ないから難しいんですけどね。

 

 

次に

足元の操作について書きます。

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出来る限りGT1000を使用してた時と足の動きを変えたくなかったのでプリセットを同じような配置にしました。

因みに....

左から 

1.clean

2.メインの歪み 

3.ソロなどのとにかく音が一番大きい音

4.CRUNCH(DELAYなどのエフェクトがかかった状態)

5.CRUNCH(コンプと軽くリバーブがかかった状態)

 

これに関しては全く問題なく違和感なく足元の操作が出来ました。

エフェクトのオン、オフも非常にやり易く踏み間違えも少なくなるかと思いました。

 

 

 

でわ、

ここで俺的にKEMPER STAGEのマイナスポイントを書きます。

 

先ずは、

この音色切り替えなんですが、気になるレベルのタイムラグ(音の途切れ)があります。

特に5番から2番の切り替えです。

これを少ない小節数で瞬時に切り替えなければならない曲があり、その際に特に気になりました。

luinに一曲だけあります。

 

ワンマンの一曲目に披露、アルバムの三曲目に収録の【翳】です。

 

一小節だけ2番から5番に切り替える箇所があるんだけど、これが追い付いてない感じなんです。

 

これ、どうにかならないか検証したい所です。

設定の仕方なんだろうか?

私、非常に気になります....苦笑

 

もし、アルバム購入されてる方がいらしたら聴いてみてください。

サビからイントロに戻るところです。

こんなスピードで切り替える曲も中々ないんだけどね笑

 

 

因みに、

GT1000ではこの途切れは一切ありませんでした。

正直これに関しては完全にBOSSに軍配が上がると思います。

 

 

次です。

これは不具合に近いんだけど、2番のスイッチが早くも踏み難く、引っかかる感じになってしまってます。

因みに他のスイッチは軽く踏んで切り替わるんだけど、2番だけは少ししっかり踏まないと切り替わらない....苦笑

 

これ、なんかちょっと嫌です^^;

KEMPER STAGEユーザーで同じ様な症状で悩んでる方はいるのだろうか??

故障とかのレベルではないし、気にならない方もいるんだろうけど、切り替えが多い僕みたいなギタリストは気になるだろうなぁ。

 

 

更に

ペダルベンドをエフェクトボタンで出来ない事

 

これはGT1000特有だったのか?

かなり気に入ってて曲の終わり、特に【墜落遊戯】という楽曲のケツでは狂ったようにエフェクトボタンを踏みまくってペダルベンドしてました。

 

やり方があるのかどうなのか、マニュアルを見まくったんだけど無理そうな....笑

 

まぁ、ワーミーで似たような事が出来るから良いんですけどね。

 

でもね〜って感じです。

 

 

まぁ、

マイナスポイントはこれくらいでして、音に関しては突き詰めれば突き詰めるだけ良い音になるんだろうなと思います。

それだけのポテンシャルがあると思いますし、奥が深い。

EQの効きも素晴らしいので1違うだけでも印象が変わります。

サウンドメイクの幅が広がります。

 

シミュレーターとの違いは正直歴然だと思います。

 

聴く側よりも弾く側の方が分かるかな。

本当のアンプを鳴らしてるのと変わらないレベルです。

KEMPERは新しいアンプだと思ってます。

 

 

つまりは

買って良かったなという事です。

楽しいギターライフになっていくと思います。

今後、新作を作る際にKEMPERを使って録る予定です。

LIVEの音と作品の音の距離を縮めてみたいなというのが今後の目標だったりします。

 

あ、

あとはあれだ

エディターが早く使えるようになってほしいです。

いつ出るのだろう?

 

PCで音をいじる方が圧倒的に楽なんですよ!

GT1000の際はそうしてました。

 

早く出してくれ!

KEMPERさん!笑